2024米大統領選 共和党候補の支持率

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「命を脅かす」(米国立気象局)記録的寒波に見舞われる中、11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びの初戦となるアイオワ州党員集会が1月15日に行われました。米メディアによると、事前に優勢が伝えられていたトランプ前大統領が勝利を確実にした模様。トランプ氏陣営は声明で、「アイオワの人々は今夜、ドナルド・トランプが共和党の大統領候補になるという明確なメッセージを送った」と宣言。他の候補に「現実を直視し、時間と資源の浪費をやめるべきだ」と撤退を促しております。

そんな中、米投資家のビベック・ラマスワミ氏は、共和党の大統領候補指名争いから撤退すると表明。「ホワイトハウスには米国第一の候補がふさわしいとも決断した」と言及し、トランプ前大統領に電話で祝意を示した上で、支持することを伝えたと述べております。

既にクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事も1月10日に、大統領選に向けた候補指名争いから撤退すると表明しております。

2位以下の候補がトランプ氏にどれだけ差を縮められるかが焦点となる中、ヘイリー元国連大使やデサンティス・フロリダ州知事が2位に食い込み、「トランプ氏に代わる候補」として次戦以降に存在感を示せるか注目されます。

なお、現職以外でアイオワの党員集会を制して共和の大統領候補になったのは2000年のジョージ・ブッシュ氏が最後となっており、アイオワの結果が必ずしも候補争いの先行指標にはなっていない様です。

共和党の指名争いはアイオワを皮切りに、米各州・領で6月まで行われ、7月の党全国大会で大統領候補が正式に指名されます。前半のヤマ場は15州の予備選・党員集会が集中する3月5日の「スーパーチューズデー」で、この日の結果だけで総代議員数の4割近くが割り振られます。なお、民主党は今回から、初戦を2月3日のサウスカロライナ州予備選に変更しております。

 

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