日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比485.40円安の35751.07円で終了となり、反落。下げ幅は昨年12月21日以来の大きさで、5営業日ぶりに節目の36000円を割り込んで終了しました。

米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇が続く中、国内市場も半導体関連株を中心に買いが入っていたものの、米半導体大手のインテルが決算発表で示した1-3月期の売上高見通しが冴えず、一転して半導体関連株が売られる展開になった模様。一時35687.58円まで下げる場面も見られております。

とは言え、日本株の根強い先高観を背景に下値では押し目買いが入り易くなっており、短期的な調整場面との見方が多い様です。テクニカル的に、MACDの上昇が鈍化し始める中、年初来安値32693.18円から年初来高値36984.51円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準35345.22円を維持出来るかが注目されます。

なお、日銀は昨年12月開催分の金融政策決定会合議事要旨を公表。政策委員は「(金融緩和の)出口のタイミングやその後の適切な利上げペースについて議論を深めていくことが重要」との認識を共有。複数の委員は、マイナス金利や長短金利操作を解除した後も「当面は大幅な緩和を継続していく可能性が高い」と述べ、急ピッチの追加利上げに否定的な見解を示したことが明らかとなりました。

 

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