S&P500種株価指数
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米金融大手ゴールドマン・サックスは2月16日に、S&P500種株価指数の2024年末の目標値を従来の5100から5200に上方修正しました。指数構成銘柄の利益見通しの改善が理由。S&P500企業の利益が今年8%増加すると予測。米経済見通しの改善と、巨大企業の利幅拡大が寄与すると見込んでおります。
また、スイス金融大手UBSは2月20日に、S&P500種株価指数の2024年末の目標値を従来の5150から5400に引き上げております。ロイター通信によると、これは世界の主要証券会社の中で最も高い予想となります。
UBSは、「(米国の)インフレ率の上昇は株価にプラスに働く傾向がある。力強いインフレ圧力は、価格決定力の上昇を意味し、利ざやにプラスになる」と指摘しました。
なお、米半導体大手エヌビディアが2月21日に発表した2023年11月-2024年1月期決算は、純利益が前年同期比8.7倍の122億8500万ドル、売上高は3.7倍の221億300万ドルで、共に過去最高となっております。生成AI(人工知能)向け半導体の需要が急速に高まり、業績の急拡大が続いております。また、2024年2-4月期の売上高見通しは240億ドル前後とし、220億ドル前後を見込んでいた市場予想を上回りました。
◆米アマゾン、ダウ構成銘柄に
代表的な米株価指標であるダウ工業株30種平均を算出するS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社は2月20日に、ダウの構成銘柄から米ドラッグストア大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスを外し、IT大手アマゾン・ドット・コムを加えると発表しております。2月26日の取引開始から実施される予定。
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