日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比566.35円安の39803.09円で終了となり、反落。3月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)が、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を6ヶ月ぶりに上回ったことを受けて買いが先行。
ただ、買い一巡後は運用新年度入りに伴う国内金融機関の益出しの売りに押された様で、一時39706.45円まで下げるなど、3月18日以来、9営業日ぶりに節目の40000円を割り込んで終了しております。
先週末の米国市場が「グッド・フライデー」で休場だったため、手掛かり難だったことに加えて、ここまで相場を牽引して来た半導体関連などのハイテク株に膠着感が強まり、輸出関連株の追い風だった円安も、政府・日銀による円買い介入への警戒感が強まっていることから、押し目も入りづらかった様です。
明日は連休明けとなる海外投資家の動向に注目が集まりそうですが、テクニカル的にMACDが先週末にデッド・クロスとなっただけに、このまま40000円台に戻せずに、25日平均線や3月12日の安値38271.38円から3月22日の高値41087.75円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値押し水準39679.57円を割り込む様ですと、61.8%押し水準39247.23円辺りまで下げて来ることも想定されます。
なお、大阪取引所の金先物相場(中心限月)は11009円で終了。初めて11000円台に乗せております。また、地金商大手田中貴金属工業によると、店頭小売価格(税込み)も12091円と、最高値を更新しております。
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