日経平均株価

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日経平均株価は営業日比35.82円安の39838.91円で終了となり、小反発。前日の下落を受けて、大型株の一角に買いが入って買いが先行。高値で40151.05円を付ける場面も見られたものの、終値で40000円台を回復出来ず。前日に続き、新年度に伴う国内機関投資家の「期初の益出し」が出た様で、上値の重い展開となっております。

国内機関投資家の「期初の益出し」は数日に分けて行う傾向があると言われており、今週は積極的には買いづらい地合いが続く可能性もありそうです。

テクニカル的にもMACDがデッド・クロスを維持する中、戻り売りを浴び易い地合いが想定されます。そのため、引き続き25日平均線や3月12日の安値38271.38円から3月22日の高値41087.75円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値押し水準39679.57円を維持出来るか注目されます。

とは言え、先週末にも書いた様に、過去10年間(2014年~2023年)の日経平均株価を月別で見てみると、4月は平均1.4%上昇。年間で4番目に上げ易い月となっております。

また、海外投資家は4月に平均10343億円買い越しており、買い越し幅は年間で11月(13042億円)に次ぐ大きさ。コロナ禍の2020年を除けば、全ての年で買い越しており、再度海外投資家の日本株買いが加速するかが焦点となりそうです。

 

 

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