中国の金準備
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中国人民銀行(中央銀行)が4月7日に発表した3月末時点の外貨準備高は、前月比198億ドル増加の3兆2457億ドルと、2ヶ月連続で増加となりました。
外貨準備のうち、金の保有量は2262.47トンと、前月末から4.98トン増加。2022年11月以来、17ヶ月連続で増加となったものの、増加幅は積み増し再開以来の最小に留まっております。なお、これまで合計314.1トン積み増しております。
人民銀行が2018年12月〜2019年9月まで10ヶ月連続で金を積み増した際は、合計105.7トン、月平均10.6トンのペースで積み増しましたが、今回はここまで月平均19.3トンのペースで積み増しており、積み増しのピッチが速くなっております。
中国の米国債保有額
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なお、米財務省によると、1月の中国の米国債保有額は前月比186億ドル減少の7977億ドルと、3ヶ月ぶりに減少に転じました。米中対立が再燃する中、中国は外貨準備で抱えるドル建て資産を減らす動きが続いており、昨年4月から同10月まで7ヶ月連続で減少。同10月(7696億ドル)は2009年4月(7635億ドル)以来の低水準まで減少しておりました。
中国の外貨準備
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