中国PMI

↓クリックすると拡大します↓

 

中国国家統計局が4月30日に発表した4月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は50.4と、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を2ヶ月連続で上回りました。ただ、前月比では0.4ポイント低下。不動産不況が足枷となり、引き続き景気回復の勢いは鈍い模様。景気の先行き見通しを示す生産経営活動予想指数は同0.4ポイント低下の55.2でした。

企業の規模別でみると、大企業は50.3と、同0.8ポイント低下。一方、中規模企業は50.7と、同0.1ポイント上昇。小規模企業は50.3で横ばいでした。

同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は51.2と、16ヶ月連続で節目の50を上回ったものの、前月比では1.8ポイント低下。5ヶ月ぶりに低下となっております。

なお、中国国営新華社通信によると、中国共産党は4月30日に中央政治局会議を開き、党の重要会議である第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)を7月に開催することを決定した模様。3中全会は2023年秋に開催予定だったものの、不動産不況への対処方針や人事を巡る調整が難航し、開催が先延ばしされていました。

 

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。