上海期貨交易所(SHFE)指定の非鉄金属在庫

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上海期貨交易所(SHFE)指定の非鉄金属在庫(5月17日時点)を見てみると、銅は3週連続で増加。アルミは5週ぶりに増加に転じております。鉛は3週連続、スズは6週連続、ニッケルは2週連続で増加。一方、亜鉛は3週ぶりに減少に転じております。

なお、中国の何立峰副首相は5月17日に、不動産不況を巡る解決策の一環として国内で売れ残っている住宅を買い取る方針を示しました。住宅在庫の多い都市では地方政府が買い取ったのち、一部は低所得者ら向けの低価格住宅として提供する模様。中国人民銀行(中央銀行)も同日、住宅ローン金利の下限を撤廃すると発表しました。これまで1軒目の金利の下限は最優遇貸出金利(LPR)の5年物を基準に、これより0.20%低い水準でした。国営新華社通信が報じております。

また、中国人民銀行(中央銀行)は5月20日に、事実上の政策金利に当たる最優遇貸出金利(LPR)1年物を3.45%で据え置いたと発表しました。据え置きは9ヶ月連続。LPR1年物は優良企業向け貸出金利の指標。住宅ローン金利の指標となるLPR5年物も3.95%を維持しております。

 

 

 

 

上海期貨交易所(SHFE)指定の非鉄金属在庫

5月10日

5月17日

前週比

29万0376トン 29万1020トン

+644トン

アルミ

21万1698トン 21万5634トン

+3936トン

亜鉛

13万1178トン 13万0566トン

-612トン

6万2211トン 7万2871トン

+1万0660トン

ニッケル

2万3669トン 2万4490トン

+821トン

スズ

1万6690トン 1万7373トン +683トン

※豊トラスティ証券作成

 

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