日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比329.83円安の38617.10円で終了となり、続落。昨晩の米国市場でハイテク株安となった流れを引き継いで軟調な地合い。38592.94円まで下げる場面も見られております。米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えて、様子見姿勢が強かった模様。
また、本日も長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時1.00%台を回復するなど、2013年5月以来の高水準となるなど上昇が続いており、市場の想定よりも早く、日銀が追加利上げに動くとの警戒感が上値を抑えた模様。テクニカル的にも、75日平均線を割り込んでしまっただけに、このまま25日平均線辺りまで下げて来る可能性もありそうです。なお、今晩はFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(4月30日、5月1日開催分)も公表されます。
内閣府が発表した3月機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比2.9%増の9130億円でした。プラスは2ヶ月連続。基調判断は「持ち直しの動きが見られる」に引き上げられております。上方修正は2022年4月以来。2023年度は前年度比4.6%減の10兆2968億円でした。
また、財務省が発表した4月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4325億円の赤字でした。原油価格の上昇や円安などを背景に輸入が4月として過去最大になったことが主な要因。赤字は2ヶ月ぶり。
輸入は前年同月比8.3%増の9兆4433億円と、2ヶ月ぶりに増加。輸出は同8.3%増の8兆9807億円と、4月として過去最高を記録。米国向けのハイブリッド車を中心に自動車が17.8%増加しております。
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