米ドル・円
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米ドル・円は、7月11日に発表された6月米消費者物価指数(CPI)が3ヶ月連続で鈍化したことを受けて、FRBによる9月利下げ観測が強まる中、一時157.40円まで円高が進むなど円が急伸。発表直後に4円近く円高に振れたことから、市場では政府・日銀による円買い介入の観測が浮上しましたが、7月12日に発表された6月米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、159円台まで戻した後、突如として円買いの動きが強まり、一時157.32円まで円高が進む場面も見られたことから、2日連続で政府・日銀による円買い介入が行われたとの思惑が拡がっております。
仮に介入を行っている場合、今回の防衛ラインが見えにくいことから、円を押し上げるために円買い介入に動いているとの見方が出ております。
なお、日銀が7月12日に公表した7月16日の当座預金残高の見通しから、市場では7月11日に3兆〜4兆円規模の円買い介入があったと推測されております。
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