日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

投資部門別売買動向はこちら

日経平均株価は前営業日比712.12円安の3万8102.44円で終了となり、大幅反落。下げ幅は4月25日(831.60円)以来の大きさとなっております。欧州議会選で極右の躍進が目立ち、フランスなどで「政治リスク」が意識され始める中、投資家のリスクオフ姿勢が強まった様です。一時37950.20円まで下げる場面も見られております。

4月19日の安値36733.06円から5月20日の高値39437.16円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値押し水準38085.11円辺りでは買い拾われている様です。

JPXのデータによると、6月第1週(6月3日-6月7日)の事業法人による日本の現物株と先物合計の売買は2913億円の買い越しと、10週連続で買い越し。引き続き、自社株買いの動きが活発化している上に、個人を中心に押し目を買い拾う動きは根強い模様。

ただ、テクニカル的に25日平均線や一目均衡表の雲の下限を割り込んで終了しただけに、短期的に61.8%押し水準37766.03円辺りまで下げて来ることも想定されます。

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。