マグニフィセント・セブンの時価総額

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6月18日の米株式市場で半導体大手エヌビディアの株価が急伸、時価総額でマイクロソフトを抜き、初めて世界首位で取引を終えております。

米株式市場の主役は、スマートフォンを中心とするネットサービスから人工知能(AI)へと移行。生成AI(人工知能)ブームが続く中、技術的に最適な画像処理半導体(GPU)で圧倒的なシェアを握るエヌビディアへの追い風が吹き続けております。

米メディアによると、エヌビディアの6月18日時点の時価総額は約3兆3400億ドル。マイクロソフト(約3兆3200億ドル)やアップル(約3兆2900億ドル)を上回りました。

エヌビディアの時価総額は、昨年5月に1兆ドルを突破。今年2月に2兆ドル、6月5日には3兆ドルと急速に市場の評価を高め、1年あまりで3倍に膨れ上がっております。

エヌビディア自身は工場を持たないファブレスで、回路の設計が中心。画像処理半導体(GPU)を使いAIなどを効率的に開発するソフト「CUDA(クーダ)」を手掛けており、「チャットGPT」を手掛けるオープンAIのほか、巨大IT企業もこぞって購入しております。

なお、エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)は今月、これまで2年周期だった半導体の投入ペースを1年に速める意向を示し、製品投入計画を明らかにしております。グーグルやアマゾン・ドット・コムなどは自社半導体も設計しているものの、開発を加速することで突き放しに掛かっております。

 

マグニフィセント・セブンの株価

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