日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比36.55円安の38596.47円で終了となり、4営業日ぶりに反落。
新規材料に乏しい上に、日銀による金融政策の正常化を巡る不透明感や欧州の「政治リスク」、中国の景気減速懸念の再燃などを受けて、積極的には買いづらい地合いが続いております。テクニカル的にも、75日に平均線に加えて25日平均線もレジスタンスとして意識され始める中、上値の重い展開は変わらず。
四半期末を控える中、来週はリバランスの動きが強まるとの見方もあり、引き続き上値の重い展開が続きそうです。一方で、押し目を買い拾う動きは根強く、引き続き一目均衡表の雲の中で推移することが想定されます。
なお、総務省が発表した5月全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が107.5と、前年同月比2.5%上昇。33ヶ月連続で上昇となりました。電気代が1年4ヶ月ぶりに上昇したこと要因。生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は2.8%上昇、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は2.1%上昇。
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