南アフリカのラマポーザ大統領は6月30日に、2期目の政権運営に向けて、新内閣の閣僚名簿を発表。既報通り、5月29日の国民議会(下院)選挙で、1994年に全人種が参加して以降初めて与党・アフリカ民族会議(ANC)が過半数割れしたのを受けて、32のポストのうち12を連立する他党に譲っております。白人主体の民主同盟(DA)からは、農相に起用されたスティーンヘイゼン党首ら6人が入閣。一方、国際関係・協力(外務)、財務、国防など主要ポストは引き続きANCが保持。国政の継続性を担保しております。
新内閣はANCを含めて11党が参加。ラマポーザ氏はテレビ演説で「各党は党利党略を超えて人々のために協力するべきだ」と訴えております。
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