米国産穀物の作付面積

↓クリックすると拡大します↓

 

・米農務省需給報告はこちら

・中国のコーン輸入量はこちら

米農務省(USDA)は6月28日に、2024年米農産物の作付面積報告を発表。

米国産コーンの作付面積は前年比3%減の9147万5000エーカーと、市場予想平均(9035万3000エーカー)を上回り、3月に発表された作付意向面積(9003万6000エーカー)も上回りました。48州のうち31州で増加か横ばいとなりました。実現すれば、作付面積は1944年以降で8番目の広さとなります。収穫面積は4%減の8343万8000エーカーと見込んでおります。

米国産大豆の作付面積は前年比3%減の8610万エーカーと、市場予想平均(8675万3000エーカー)を下回り、3月に発表された作付意向面積(8651万エーカー)も下回りました。29州のうち24州で増加か横ばいとなりました。収穫面積は4%増の8526万1000エーカーと見込んでおります。

米国産全小麦の作付面積は前年比5%減の4724万エーカーと、市場予想平均4765万7000エーカーを下回り、3月に発表された作付意向面積(4749万8000エーカー)も下回りました。収穫面積は4%増の3878万5000エーカーと見込んでおります。

 

米国のコーン在庫(6月1日時点)

↓クリックすると拡大します↓

 

米農務省は同日に、米農産物の四半期在庫報告(6月1日時点)も発表。

米国のコーン在庫は前年同時点比22%増の49億9000万ブッシェルと、市場予想平均(48億7300万ブッシェル)を上回りました。内訳は、農場内が37%増の30億3000万ブッシェル。1988年以来の高水準となった。農場外は4%増の19億7000万ブッシェル。3-5月期の消費量は前年同期比2%増の33億6000万ブッシェルでした。

米国の大豆在庫は前年同時点比22%増の9億7000万ブッシェルと、市場予想平均(9億6200万ブッシェル)を上回りました。内訳は、農場内が44%増の4億6600万ブッシェル、農場外が6%増の5億0400万ブッシェル。3-5月期の消費量は前年同期比2%減の8億7500万ブッシェルでした。

米国の小麦在庫は前年同時点比23%増の7億0200万ブッシェルと、市場予想平均(6億8400万ブッシェル)を上回りました。内訳は、農場内が12%増の1億3900万ブッシェル、農場外が27%増の5億6300万ブッシェル。3-5月期の消費量は前年同期比4%増の3億8700万ブッシェルでした。

 

米国の大豆在庫(6月1日時点)

↓クリックすると拡大します↓

 

検索用/トウモロコシ作柄、トウモロコシ、エルニーニョ、スーパーエルニーニョ、干ばつ

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。