訪日外国人数

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日本政府観光局が7月19日に発表した2024年上半期(1-6月)の訪日外国人数(推計値)は前年同期比65.9%増の1777万7200人でした。上半期として初めて1700万人を突破し、過去最高を更新。訪日客にとって追い風となる歴史的な円安が続く中、コロナ禍前の2019年上半期との比較でも、6.9%増加しております。なお、6月は前年同月比51.2%増の313万5600人。4ヶ月連続で300万人を上回り、単月として過去最高となっております。

また、観光庁が同日発表した2024年4-6月期の訪日外国人旅行消費額(速報値)は2兆1370億円で、四半期として過去最高となっております。1人当たりの旅行支出は23万9000円と推計され、費目別の構成比では、宿泊費が最も多かった模様。

なお、政府は7月19日の観光立国推進閣僚会議で、2024年のインバウンド(訪日客)の消費額が8兆円が視野に入り、前年(約5.3兆円)を大幅に上回るとの見通しを示しております。

今後も誘客を確実に進めるため、航空燃料の供給不足に対応する行動計画を決定。岸田首相は「2030年の訪日客数6000万人、旅行消費額15兆円の目標水準も視野に入る状況を踏まえ、地方への誘客促進に取り組むことが重要だ」と述べております。また、上半期(1-6月)のペースが続けば、年間の訪日客数はコロナ禍前の2019年を上回る3500万人に達することが視野に入るとしております。

 

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