バークシャー・ハザウェイの保有株割合

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米証券取引委員会(SEC)に提出された保有有価証券報告書によると、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイは、2024年4-6月期に米化粧品小売りのアルタ・ビューティーや航空部品の保守・製造を手掛けるハイコの株式を新規に取得した模様。5月の開示で初めて保有を開示した損害保険大手チャブも買い増しております。

一方、既に売却を明らかにしていたアップル株は4億株となり、3月末時点に比べ49%減少。石油大手シェブロン株は4%減らしました。また、クレジットカード発行大手のキャピタル・ワンは2割減らし、ビッグデータ管理のスノーフレークについては全て売却しております。

「フォーム13F」は、米国で上場する銘柄が報告対象で、バークシャーが保有する日本の総合商社株などは含まれず。米国の大手機関投資家は、四半期ごとに米証券取引委員会(SEC)に「フォーム13F」という報告書を提出し、保有銘柄を開示する義務があります。

◆マイケル・バーリ氏、アリババへの投資を増やす

米証券取引委員会(SEC)に提出された保有有価証券報告書によると、「世紀の空売り」で有名な米著名投資家マイケル・バーリ氏が率いるサイオン・アセット・マネジメントは、2024年4-6月期に中国の電子商取引最大手、アリババグループへの投資を増やした一方、シティグループや決済サービスのブロックなどの保有株式は手放した様です。また、全体の株式ポートフォリオを半分に縮小しております。

◆ソロス氏、ハイテク株の保有削減

米証券取引委員会(SEC)に提出された保有有価証券報告書によると、米著名投資家ジョージ・ソロス氏のソロス・ファンド・マネジメントは、2024年4-6月期にアルファベットと、アマゾン・ドット・コムの保有株式を減らしております。一方で、アップルとスーパー・マイクロ・コンピューターを新たに取得。台湾積体電路製造(TSMC)を買い増しております。

◆ドラッケンミラー氏、エヌビディア買い増し

米証券取引委員会(SEC)に提出された保有有価証券報告書によると、ジョージ・ソロス氏の元部下で米著名投資家スタンリー・ドラッケンミラー氏のデュケーヌ・ファミリーオフィスは、2024年4-6月期にエヌビディアの株式を買い増した模様。一方で、メタプラットフォームズは全て売却した。マイクロソフトやアップルの保有株式も大幅に減らしております。

◆アックマン氏、ナイキに新規投資

米証券取引委員会(SEC)に提出された保有有価証券報告書によると、米著名投資家ビル・アックマン氏が率いるパーシング・スクエアは、2024年4-6月期にスポーツ用品大手の米ナイキとカナダの資産運用会社ブルックフィールドの株式を新たに取得した模様。一方、長年保有していたチポトレ・メキシカン・グリルの保有株式も減らしております。

 

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