日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比9.23円安の38362.53円で終了となり、3営業日ぶりに反落。

注目された米半導体大手エヌビディア株の2024年5-7月期決算は売上高と純利益、共に市場予想を上回ったものの、市場の高い期待に届かずに時間外取引で急落。そのため、国内市場も半導体関連株が売られる場面もみられたものの、売り一巡後は主力株を中心に押し目買いが入るなど、方向感のない展開となりました。

テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスを維持する中、8月16日に7月11日の高値42426.77円から8月5日の安値31156.12円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%戻し水準38121.38円を上回って推移しているだけに、引き続き75日平均線を上抜くことが出来るか注目されます。

なお、政府は8月の月例経済報告で、国内の景気判断を「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」と上方修正。1年3ヶ月ぶりに判断を引き上げました。猛暑の影響でエアコンなどの販売が好調だったことから、個人消費の判断も1年3ヶ月ぶりに上方修正しております。

また、内閣府が発表した8月消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月から横ばいの36.7でした。基調判断も「改善に足踏みが見られる」に据え置いております。

 

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