日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比1638.70円安の37047.61円で終了となり、大幅続落。週明けに高値で39000円台を回復するも、終値で維持出来ず。上値の重さが意識され始める中、米国株の急落を受けて大幅安となっております。
昨晩の米国市場で8月ISM米製造業景況感指数は47.2と、前月(46.8)から改善したものの、市場予想(47.9)に届かなかったことから、主要3指数が揃って大幅安となったことで、幅広い銘柄に売りが出た様です。円高基調が進む中、輸出関連株を売る動きも強まった模様。200日平均線を割り込んだことで下げ幅を拡大。25日平均線も維持出来ずに、一時36879.33円まで下げる場面も見られております。ただ、8月15日と16日の間に空けたギャップ(窓)を埋めたことで、安値拾いの買いも出た様で、終値では37000円を維持しております。
とは言え、8月ISM米製造業景況感指数の結果を受けて、米景気の減速懸念が再度強まる中、週末に8月米雇用統計の発表を控えていることから、積極的には買いづらい地合いが続きそうです。
テクニカル的にも、MACDがデッド・クロスになりそうな中、本日割り込んだ200日平均線がレジスタンスとして意識され始める様ですと、37000円を維持出来ずに、短期的に8月5日の安値31156.12円から9月2日の高値39080.64円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準36053.47円辺りまで下げて来ることも想定されます。
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