世界の金ETFの金保有残高(月別)

↓クリックすると拡大します↓

 

産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が9月5日に公表した「Gold-Backed ETF FLOWS」によると、8月末の世界の金ETF(上場投資信託)関連(191銘柄)の金保有残高は前月末比28.52トン増加の3181.74トンと、4ヶ月連続で増加となりました。世界的な利下げの動きに加えて、FRBによる9月利下げ観測が強まる中、投機資金の流入が続いている様です。

地域別で見てみると、2ヶ月連続で全地域が増加。最も増加した地域は引き続き北米で、同17.17トン増加。2ヶ月連続で増加となっております。

欧州は同7.88トン増と、4ヶ月連続で増加。アジアは同0.28トン増と、18ヶ月連続で増加。月末ベースの残高としての過去最高を更新した。また、その他地域は同3.20トン増と、3ヶ月連続で増加となっております。

銘柄別では、最も増加したのは「SPDR Gold Shares(米国)」で前月末比16.69トン増加。一方で、最も減少したのは「iShares Gold Trust(米国)」で同14.94トン減少。

 

世界の金ETFの金保有残高(月別、前月比)

↓クリックすると拡大します↓

 

 

世界の金ETF 地域別金保有量(月別)

2024年7月末

2024年8月末

前月末比

北米

1590.56トン 1607.73トン

17.17トン増

欧州

1319.29トン 1327.16トン

7.88トン増

アジア

183.89トン 184.17トン

0.28トン増

その他地域

59.48トン 62.68トン

3.20トン増

世界合計

3153.22トン 3181.74トン 282.52トン増

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。