日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比1213.50円高の36833.27円で終了となり、8営業日ぶりに反発に転じております。上げ幅は今年3番目の大きさとなっております。
8月米消費者物価指数の発表を受けて、昨晩の米国市場で主要3指数が揃って上昇。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に上昇したことから、半導体関連株を中心に買い進められた様です。円高が一服する中、輸出株など外需株を買う動きも拡がった様で、一時36902.21円まで上昇するなど、一目均衡表の雲を一気に上抜いております。
海外ヘッジファンドなど短期筋による買い戻しが中心との見方は多いものの、テクニカル的にMACDがようやく下げ止まりつつある中、遅行スパンもローソク足を下抜けせずに反発し始めているだけに、このまま37000円台を回復しつつ、25日平均線、次いで200日平均線を上抜くことが出来るか注目されます。
なお、今晩は欧州中央銀行(ECB)定例理事会が開催されます。最近のインフレの鈍化傾向を踏まえて、6月以来2会合ぶりに利下げを決める見通し。欧州景気の減速感が強まる中、生命公表後の記者会見で、ラガルド総裁が今後の利下げペースについて言及するか注目されます。
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