日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比775.16円高の37155.33円で終了となり、大幅続伸。9月4日以来の37000円台を回復して終了しております。

FOMC(米連邦公開市場委員会)で、FRBは通常の2倍にあたる0.50%の利下げを決定。ただ、市場は既に0.50%の利下げを織り込んで推移していたため、「噂で買って事実で売る」展開に。FRBの利下げが今後緩やかなペースになるとの見方が拡がる中、ドルが買い戻されたため、円安が進行。直近の円高進行が業績への逆風と受け止められて、下落基調だった自動車などの輸出株を中心に買いが入った様です。一時37394.52円まで買い進められる場面もみられております。ただ、円安基調が一服したことや、今月に入って度々レジスタンスを受けている25日平均線が意識された様で、高値を維持出来ず。

明日に日銀金融政策決定会合の声明、来週に自民党総裁選の投開票を控える中、様子見姿勢の参加者も多いと見られておりますが、テクニカル的に一目均衡表の雲を上抜いただけに、明日は終値で9月2日の高値39080.64円から9月9日の安値35247.87円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準37164.26円も上回れるか注目されます。

このままMACDがゴールデン・クロスとなり、25日平均線に次いで、61.8%戻し水準37616.52円や200日平均線を上抜いて行く様だと、底打ちムードが強まる可能性もありそうです。

 

 

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