日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比83.56円高の38635.62で終了となり、続伸。

引き続き、円安基調を背景に、輸出関連株を中心に買われた様です。ただ、高値は38735.29円に留まり、前日の高値38856.75円を上抜くことが出来ず。今晩に9月米雇用統計の発表を控える中、様子見ムードが強かった様です。

引き続き、石破首相の発言次第で乱高下する可能性がありそうですが、日本を除く主要国で利下げの動きが拡がり、世界的な金融緩和の流れが強まる中、200日平均線辺りでは引き続き買い拾われそうです。

なお、石破首相は新内閣の信任を問いたいとして、臨時国会会期末の10月9日に衆議院を解散し、10月27日投開票の日程で選挙を行うと表明しましたが、投開票日まで株価は堅調になり易いとされるアノマリー(経験則)が注目され始めております。

戦後、実施された衆議院選挙において、解散前営業日から選挙前営業日の日経平均株価は17回全て上昇。政治の安定や政策進展を期待した買いが、海外投資家を中心に入り易いためと見られております。

ただ、自民党総裁選時と比べて、石破首相の発言がブレるなど、石破新政権の経済政策に不透明感が燻っております。また、日本経済新聞社とテレビ東京が実施した緊急世論調査で、石破内閣の支持率は51%と、現行の調査方式を導入した2002年以降の調査で、内閣発足時の支持率が最も低くなったため、しばらくは海外投資家も様子見姿勢が強いのではないかとの見方が出ている様です。

 

 

 

 

 

 

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