日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比730.25円安の39180.30円で終了となり、5営業日ぶりに反落。前日に高値で40257.34円を付けて、7月19日以来の40000円台を回復する場面も見られたものの、終値で大台を回復出来なかったことから、改めて上値の重さが意識された様です。
また、オランダの半導体製造装置ASMLホールディングが前日に発表した決算が需要の弱さを示す低調な内容となったことを受けて、昨晩米国市場で半導体関連株が売られたことも嫌気された模様。一時39062.85円まで下げて、39000円に接近する場面も見られております。企業の自社株買いが継続する中、引き続き押し目は買い拾われた様ですが、明日は9月11日を起点としたアップ・トレンドを維持出来るか注目されます。
なお、内閣府が発表した8月機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比1.9%減の8581億円でした。航空機部品などの受注が減り、2ヶ月連続でマイナス。基調判断は「持ち直しの動きに足踏みが見られる」で据え置いております。
また、日銀の安達審議委員は、高松市で講演後に記者会見し、追加利上げの判断について「急ぎ過ぎてもう一回デフレになってしまうのは最も避けなければならないリスクだ」と述べております。その上で、「ペースありきでやるよりも、これから先は経済指標を慎重に見ながらやる」と強調しました。
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