サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコのナセル最高経営責任者(CEO)は、10月21日にシンガポールで開催されたエネルギー関連会合で、中国の石油需要について、経済成長を目指す政府の景気刺激策を受けて、「かなり強気」との見通しを示しました。

ナセル氏は石油化学事業などにおいてジェット燃料やナフサの需要が拡大しているとの見方を示した上で、「特に中国では化学分野での需要が増加している」と指摘。「電気自動車(EV)や太陽光発電への移行が進んでおり、石油化学製品がさらに必要となる」と述べております。一方、アジアでのエネルギー移行は予想よりはるかに遅れており、公平性に欠け、より複雑だと指摘しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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