干支で見る日経平均株価の騰落率

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十二支の格言で、「辰巳天井、午しり下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」とあるが、今年は「辰巳天井」にあたる「巳」の年。戦後6回の「巳年」で、日経平均株価の騰落率は4勝2敗で、勝率は6位。平均騰落率は13.4%上昇。ただ、翌年に当たる「午年」は、日経平均株価の平均騰落率は5.0%下落で、勝率は最下位となっていることから、天井(高値)を付けやすいと言われております。

過去の「巳年」を振り返ると、前回2013年は2012年末に発足した第2次安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待から、海外投資家を中心に日本株が買われる展開となりました。バブル絶頂期であった1989年は、年末に当時の最高値付け、1965年は11月から「いざなぎ景気」がスタートしております。一方、2001年はIT(情報技術)バブルが崩壊。また、同時多発テロが発生しました。

最後に、西暦の末尾が「5」の年は戦後7回ありましたが、日経平均株価の騰落率は7勝0敗、平均騰落率は16.1%上昇。3番目に上昇し易い末尾となっております。

 

 

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