カナダの政策金利

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カナダ銀行(中央銀行)は9月6日に金融政策会合を開き、政策金利である翌日物金利の誘導目標を5.00%で据え置くことを決定しました。個人消費や住宅市場を中心に経済活動が急減速していることを考慮した模様。インフレへの警戒は緩めず、さらなる利上げに含みを持たせております。

声明文で、カナダ経済について「物価上昇圧力を和らげるのに必要な、弱い成長期に入った」としております。据え置きの理由については「過剰な需要の緩和を示す最近の指標と、金融政策が遅れて(経済に)効く点を考慮した」と説明しております。

カナダ銀は高インフレに対応する一連の利上げ局面で、3月に主要7ヶ国(G7)の中銀で初めて利上げを停止。ただ、インフレは根強く6月に利上げを再開し、7月も利上げを行っておりました。

 

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