NY原油

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米金融大手ゴールドマン・サックスは7月14日に、2025年下半期の原油平均価格見通しを上方修正。ブレント原油は1バレル当たり66ドルと、従来見通しから5ドル上方修正。WTI原油は63ドルと、従来見通しから6ドル引き上げております。2026年は、ブレント原油が56ドル、WTI原油は52ドルで、それぞれ据え置き。供給混乱のリスクや経済協力開発機構(OECD)加盟国の在庫減少、ロシアの生産制約などが理由。

また、「OPECプラス」で自主減産を実施しているサウジアラビアなど有志8ヶ国は、9月までに日量220万バレルの自主減産を終了し、最終的に日量55万バレルの増産に転じると予測しております。

ゴールドマンは様々なシナリオを想定。イランからの供給が減少すれば、ブレント原油価格は90ドルまで上昇する可能性がある一方で、中国などで備蓄が増加すれば、2026年のブレント原油価格は60ドル程度にとどまるとしております。また、「OPECプラス」の減産完全解消時にはゴールドマンの予測する基準値を下回り、2026年に40ドルまで下落する可能性があるとしました。

 

 

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