NY金

↓クリックすると拡大します↓

©Copyright Jiji Press Ltd. All rights reserved

 

NY金(中心限月)は、前営業日比28.10ドル高の4004.40ドルで終了となり、3営業日続伸。一時4014.6ドルまで上昇するなど、連日で最高値を更新。終値で初めて4000ドル台に乗せております。

急ピッチな上昇に対する警戒感が出始めているものの、FRBによる利下げ期待のほか、米国で政府機関の一部閉鎖が長期化するとの見方が拡がっているほか、フランスではルコルニュ内閣が発足直後に総辞職し、同国の政局不安が再度懸念され始めるなど、先行き不透明感が強まる中、「安全資産」として金を選好する動きが続いている模様。

なお、米金融大手ゴールドマン・サックスは10月7日に、2026年末の金価格見通しを1オンス=4900ドルと予測。従来見通し(4300ドル)から大幅に引き上げております。ETFからの投機資金の流入が堅調なほか、中央銀行の金購入が続く可能性が高いことが理由。また、予想を上振れる可能性があるとしております。

また、新興国が外貨準備の多様化の一環として金の購入を続ける可能性が高いとし、中銀による金購入量が2025年は平均80トン、2026年は平均70トンになると予想しております。

 

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。