日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比98.90円安の38776.94円で終了となり、3営業日ぶりに反発。安値は38456.53円に留まり、前日に続いて直近安値38401.82円(2月3日)を維持したため、買い拾われた様です。ただ、買い一巡後は買い方の利喰い売りや戻り売りを浴びた様で、39000円台を回復することは出来ず。ただ、200日平均線は維持しております。

トランプ第2次政権発足後、20日で1ヶ月が経過しましたが、関税政策を巡る先行き不透明感さは依然強く、38401.82円を割り込む様だと、レンジの下限と見られている38000円割れを試しにいくことも想定されます。

ただ、年明け以降、日本株は世界の主要株の中で出遅れ感が強く、業績を再評価する動きが出始める中、200日平均線辺りでは引き続き安値拾いの買いが入りそうです。

なお、総務省が発表した1月全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が109.8と、前年同月比3.2%上昇。1年7ヶ月ぶりの高い伸びで、米類の上昇率は70.9%上昇と、過去最大を更新しております。野菜の高騰などが影響し、生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数も4.0%上昇と、2年ぶりの高水準。生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は2.5%上昇となっております。

 

 

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