国別 米国債保有額

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米財務省が2月15日に発表した米国際資本収支統計(季節調整前)によると、昨年12月の海外投資家の米国債保有額は8兆0561億ドルで、前月比2477億ドル増加。2ヶ月連続で増加となり、過去最高を更新しました。

国別で見てみると、米国債の3大保有国で、残高首位の日本は前月比107億ドル増の1兆1382億ドルと、3ヶ月連続で増加。前月に続いて2022年8月(1兆1960億ドル)以来の高水準となりました。

また、3位の英国は同375億ドル増の7537億ドルと、3ヶ月連続で増加。インドは同88億ドル増の2337億ドルと、2ヶ月連続で増加しております。

2位の中国も同343億ドル増の8163億ドルと、2ヶ月連続で増加しております。米中対立が再燃する中、中国は外貨準備で抱えるドル建て資産を減らす動きが続いており、昨年4月から同10月まで7カ月連続で減少。同10月(7696億ドル)は2009年4月(7635億ドル)以来の低水準まで減少しておりました。

なお、年ベースで見てみると、日本は前年比631億ドル増、英国は同1142億ドル増となりました。インドも同96億ドル増と、2年連続で増加。一方、中国は同508億ドル減少と、3年連続で減少となっております。

 

 

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