十二支で見た日経平均株価の年間騰落率
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十二支の格言で、「辰巳天井、午しり下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」とありますが、来年は「卯跳ねる」となります。「卯」の後は「辰」、「巳」と続きます。「辰巳天井」に向けて、上昇トレンドを形成する年となるか注目されそうです。なお、戦後6回の「卯年」で、日経平均株価の騰落率は4勝2敗で、勝率は4位。平均騰落率は16.4%上昇。「卯年」は米大統領選挙の前年に当たるため、上昇し易い傾向があります。また、格言通り、上げるにしても、下げるにしても騰落率が大きくなり易い様です。
また、2023年の干支は、「癸卯(みずのとう)」。「癸」は十干の最後の10番目で「物事の終わりと新たな循環の始まりに備えた状態」を意味すると言われます。
なお、過去の「卯年」を振り返ると、1951年にサンフランシスコ平和条約締結、1963年はケネディ米大統領暗殺、1975年はベトナム戦争終結、1987年はブラックマンデー、1999年は欧州で通貨ユーロが誕生、2011年は東日本大震災が発生しました。
最後に、西暦の末尾が「3」の年は戦後7回ありましたが、日経平均株価の騰落率は5勝2敗、平均騰落率は11.5%上昇。3番目に上昇し易い末尾となっております。
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