石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は10月4日に、オンラインで合同閣僚監視委員会(JMMC)を開催しました。現行の協調減産を維持することを確認。原油価格が高止まりする中、引き続き相場を下支える姿勢を示しております。

これに先立ち、サウジアラビアは7月に始めた日量100万バレルの自主減産を11月と12月も続けると表明。ロシアも9月に開始した日量30万バレルの輸出削減を年内は継続する方針を示しております。次回のJMMCは、閣僚級会合と共に11月26日に開催される予定。

なお、ロシアの日刊紙コメルサントは10月4日に、同国政府が数日中に軽油の輸出禁止措置を一部解除する用意があると報じております。禁輸措置が解除されるのはパイプライン経由の輸出のみで、卸売価格の高騰を避けるため、輸出枠を設定する可能性がある模様。ガソリン輸出の禁止は当面継続する見込み。

 

 

 

 

 

 

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