ロイター通信によると、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の自主減産を実施しているサウジアラビア、ロシア、イラクなど有志8ヶ国は、6月1日にオンラインで予定していた会合を当初予定より1日早めて5月31日に開催する模様。
市場では7月の増産量を6月と同水準の日量41.1万バレルに決定するとみられておりますが、ロシア通信によると、ロシアのノバク副首相は5月26日に、日量41.1万バレルの追加増産についてまだ協議していないと述べた模様。
また、主要7ヶ国(G7)と欧州連合(EU)による、ロシア産原油の価格上限を現在の1バレル当たり60ドルから50ドルに引き下げる計画は受け入れられないと指摘。これらの制限はロシアの原油輸出を抑制することに寄与していないとも語ったようです。なお、有志8ヶ国の会合とは別に、「OPECプラス」は5月28日にオンラインで閣僚会合を開催する予定。
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