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イランのアラグチ外相は4月17日にSNSで、イスラエルとレバノンの停戦発効を受けて、残りの停戦期間中はすべての商船を対象にホルムズ海峡を「全面的に開放する」と表明しました。

ただ、トランプ米大統領はSNSで、「ホルムズ海峡が全面的に開放され、通商と通航の準備が整った」と指摘したものの、イランとの取引が「100%完了するまで」として、イランの港湾に出入りする船舶の航行を米軍が阻止する封鎖措置を維持する考えを示しました。

米国がホルムズ海峡の封鎖を続けていることに反発し、イラン精鋭軍事組織の革命防衛隊は18日に、同日午後にホルムズ海峡を再封鎖したと宣言。ペルシャ湾やオマーン湾に停泊する船舶が同海峡に近づけば攻撃対象になると警告しました。

革命防衛隊は、米国が停戦合意に違反し、イランの港湾から出入りする船舶の航行封鎖を解除しなかったと主張。解除するまで同海峡の通航を認めないと表明しましました。

◆米国軍、イラン船に発砲し拿捕

米中央軍は4月19日に、オマーン湾で同日に対イラン海上封鎖の突破を試みた同国船籍の貨物船に発砲し、拿捕したと発表しました。

中央軍などによると、米海軍のミサイル駆逐艦がイラン南部バンダルアッバスに向かっていた貨物船に停船を命令。6時間にわたり警告に従わなかったため、駆逐艦は貨物船の機関室に向けて艦載砲を数発発射し、航行不能にした後、米海兵隊員が乗り込み、貨物船を米国の管理下に置いたとしております。13日の米国による封鎖開始以降、イラン船の拿捕は初めて。イラン軍中央司令部は「海賊行為に対し、間もなく報復する」と警告しております。

◆イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、200億ドル規模の凍結資産解除か

米ニュースサイト「アクシオス」は4月17日に、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉で、イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国が200億ドル規模の凍結資産解除に応じる案を検討していると報じました。ただ、トランプ米大統領は濃縮ウランと引き換えに「いかなる形でも資金を渡すことはない」とSNSで表明。イランも濃縮ウランの国外搬出には否定的で、双方の主張の隔たりは大きい模様。

◆トランプ米大統領、パキスタンへの代表団派遣表明

トランプ米大統領は4月19日にSNSで、イランとの和平交渉に当たる代表団が20日に仲介国・パキスタンの首都イスラマバードに入ると表明。その上で、「公正で合理的な取引を提示している」と強調し、イランが受け入れなければ「米国はあらゆる発電所と橋を無力化することになる。もう『いい人』ではいられない」と警告しました。

イランで国防・外交を統括する最高安全保障委員会は18日に、パキスタンを通じ米国から戦闘終結に向けた新たな提案があったと説明したものの、提案の詳細は不明。イラン側は内容を精査中で、回答はしていないとしております。また、国営イラン通信はトランプ氏の投稿後、2回目の交渉という情報は事実ではないと報じました。米国軍による「停戦合意違反」の対イラン海上封鎖が続いていることなどを理由に、「実りある交渉の展望は開けていない」としております。

なお、仲介役のパキスタンのシャリフ首相は19日に、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談したと明らかにしたものの、次回交渉の日程などには触れず。

◆イスラエル、停戦後もレバノン攻撃か

レバノンのメディアは4月17日に、同国とイスラエルの停戦合意がこの日発効した後もイスラエル軍による攻撃が続いたと報じております。停戦を仲介した米国のトランプ大統領はSNSで、イスラエルのレバノンでの攻撃を「禁じた」と投稿しましたが、イスラエルのネタニヤフ首相はこの投稿に驚きと懸念を覚え、側近が米国側に発言趣旨の確認を求めたと報じられております。なお、イスラエル情報筋は、米ニュースサイト「アクシオス」に対して、「自衛として脅威排除のために行動した」と主張しております。

 

 

 

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