イランの最高安全保障委員会(SNSC)は8月8日に、ホルムズ海峡開放の条件として6項目を発表。イランへの脅迫の停止や同盟勢力への攻撃中止、米軍の海上封鎖解除および米海空軍撤退に加え、米国からイランへの損害賠償の支払いを要求。6月に米国とイランが署名した戦闘終結を巡る覚書に盛り込まれ、米国が取り消した制裁解除や資産凍結解除を改めて求めております。
声明で「米国が態度を改めない限り、ホルムズ海峡は開放されない。戦争においても、外交においても、決して引き下がらない」と主張。9日にアラグチ外相は、米国が要求を受け入れない限り「協議を再開しない」と述べております。
一方、トランプ米大統領は10日に、イランが米国に対し戦闘で受けた被害の賠償を求めるのなら米国も「イランに賠償を要求する」とSNSに投稿。また、イランからの賠償要求について「これまでの交渉で一度も言及されたことはなかった」と不満を示しております。
なお、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は8月9日に、SNSCの事務局長に強硬派のモフセン・レザイ氏を任命。対米強硬姿勢を強めております。
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