四半期別 インドの金需要量
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インドではヒンズー教の祭典「ダシェラ」や「ディワリ」など祝祭と婚礼シーズンが重なる10-12月期は、金の売上高の約3分の1を占めると言われておりますが、ロイター通信によると、金価格の高騰を受けて、今年の祝祭期における金需要は昨年を下回る見通し。なお、これらの祝祭の時期に金を買うと縁起が良いとされております。世界で中国に次いで金需要国であるインドの需要減退は、金価格の上昇を抑えるとの見方も出ております。
◆ベトナム、民間企業の金輸入10年ぶり解禁へ
ベトナム政府は、オンライン金取引所を開設し、民間企業による金の輸入解禁を計画している模様。解禁は10年超ぶりで、10月10日に開始予定。
一方で、オンラインメディア、VNエクスプレスは9月14日にベトナム政府は市場の透明性向上と投機抑制を目的とし、金取引による所得も課税対象に含めるよう法改正を検討していると報じております。
四半期別 ベトナムの金需要量
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◆加バリック、へロム鉱山売却で国内の金生産から撤退
カナダ産金大手バリック・マイニングは9月10日に、国内で所有する最後の金鉱山「ヘムロ鉱山」を、同国エネルギー開発投資のカルセッティ・キャピタルに最大10億9000万ドルで売却すると発表しました。
ヘムロ鉱山は、かつてカナダで最も重要な鉱山の一つとされ、これまでの産金量は2100万オンス以上。今回の売却により、バリックはカナダでの産金の歴史に終止符を打つものの、今後も初期段階のプロジェクトや探鉱活動を継続するとしております。
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