主要国の政策金利
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カナダ銀行(中央銀行)は6月5日に、政策金利である翌日物金利の誘導目標を5.00%から4.75%に引き下げることを決定しました。利下げは2020年3月以来、4年3ヶ月ぶり。金融引き締め効果で物価高が一服したと判断した様です。一連のインフレ局面で利下げに転じるのは主要7ヶ国(G7)の中央銀行で初になります。
カナダ銀は声明で、「我々は最近のデータを踏まえ、インフレが引き続き2%の物価目標に向かっているとの自信を強めている」と説明。「インフレ見通しのリスクは残っており、コアインフレの動向を注視する」と強調しました。
また、マックレム総裁は声明公表後の記者会見で、「ソフトランディング(軟着陸)したとは言えないが、滑走路は視界に入っている」とインフレの鈍化に自信を示しております。
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