主要国の政策金利
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カナダ銀行(中央銀行)は4月10日に、主要政策金利である翌日物金利の水準を現行の5.00%で据え置くことを決定しました。据え置きは6会合連続。
マックレム総裁は声明で、昨今のインフレ鈍化を評価する一方、金融政策の決定に際しては、物価上昇圧力の緩和基調が引き続き維持されるか注視していく方針を示しております。
消費者物価指数の見通しを巡り、カナダ銀は年後半に2.5%を下回り、来年には目標である2.0%に下がると説明。マックレム総裁は「経済活動が強いにもかかわらず、1月以降のデータを受けて、インフレ鈍化が続くという自信が高まっている」と述べております。利下げ時期に関しては明言を避けつつも、「必要以上に引き締めを長く続けたままにしない」と説明。一方、利下げのタイミングやペースを誤れば、「インフレ抑制(という計画)を台無しにする」と付け加えております。
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