カナダの政策金利

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カナダ銀行(BOC、中央銀行)は3月12日に、主要政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%引き下げて、2.75%にすることを決定しました。利下げは昨年6月以降、7会合連続。カナダと米国の貿易摩擦の激化が警戒される中、景気を下支える狙い。

中銀は声明で、米国の高関税政策などにより「カナダ経済が減速し、インフレ圧力が強まる可能性が高い」と説明。マックレム総裁は声明公表後の記者会見で、不確実性が高まっており「家計の支出意欲や、企業の雇用と投資計画を抑制している」と分析。雇用情勢が悪化するリスクにも言及し、特に製造業や鉱業、石油・ガス産業の労働者の間で、雇用安定に対する懸念が広がっていると述べております。

 

 

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