ゴムRSS(中心限月、日足)

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ゴムRSS3(中心限月)は、8月20日に310.0円まで下げるも、一目均衡表の雲がサポート・ラインとして意識される中、安値は買い拾われて反発。その後、21日から26日まで4営業日続伸。8月26日に一時324.8円まで上昇する場面もみられたものの、レンジの上限を脱し切れず。戻り売りを浴びる中、27日から29日まで3営業日続落となっております。

「閑散に売り無し」の格言の通り、底堅い展開が続いております。生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫の減少が続き、1月31日時点以来の低水準となったことも意識されている模様。

テクニカル的にはMACDは揉み合いを示唆しており、引き続き315-325円のレンジで推移することも想定されますが、1月31日を起点としたダウン・トレンドでレジスタンスを受ける中、320円を超えた辺りでは戻り売りが出易くなっているだけに、このまま一目均衡表の雲の上限を維持出来ない様ですと、再度310円割れを試す可能性がありそうです。

なお、JPXが集計した8月20日時点の生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫は3579トンで、8月10日時点(3823トン)に比べて244トン減少。8旬連続で減少となり、1月31日時点(3318トン)以来の低水準となっております(入庫は106トン、出庫は350トン、前年同時期の在庫は4136トン)。

 

生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫

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