ゴムRSS(中心限月、日足)

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ゴムRSS3(中心限月)は前営業日比0.4円高の360.4円で終了。

2月13日に381.5円まで急伸する場面もみられたものの、終値で380円を上回ることは出来ず。独自材料に乏しい中、370円台前半で揉み合っていたものの、トランプ米政権の関税政策を巡る先行き不透明感さが強まる中、2月21日から27日まで4営業日続落。27日に355.3円まで下げる場面も見られたものの、200日平均線がサポート・ラインとして意識された様で、長い下ひげを引いて終了。翌28日は反発に転じました。

昨年11月14日の安値340.0円から今年2月8日の高値394.9円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%押し水準361.0円辺りでは買い拾われている様ですが、MACDが下げ基調を強める中、一目均衡表の雲の下限でレジスタンスを受ける様ですと、再度200日平均線割れを試しに行きそうです。中国当局による景気刺激策の内容次第では、年初来安値351.0円(1月7日)を意識した動きになることも想定されます。

なお、JPXが集計した2月20日時点の生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫は3874トンで、2月10日時点(3703トン)に比べて171トン増加。9旬連続で増加となっております(入庫は561トン、出庫は390トン、前年同時期の在庫は7695トン)。

 

生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫

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