ゴムRSS（中心限月、日足）
↓クリックすると拡大します↓
2025年のゴムRSS3（中心限月）は、上海市場の急落が嫌気されて、大幅安でスタート。翌7日に351.0円まで下げる場面もみられたものの、昨年8月6日を起点としたアップ・トレンドや200日平均線を維持したことから、買い拾われて反発。一転して8日から16日まで6営業日続伸。15日に380円台を回復。17日に387.7円まで上昇する場面も見られたものの、最近の上昇を受けた買い方の利喰い売りに押された様で反落。週明けも続落となっております。
とは言え、季節要因的に弱気にはなりづらく、堅調な値動きが続きそうです。今週は、日銀金融政策決定会合が開催されます。俄かに利上げ観測が高まる中、円相場の動きに揺さぶられる可能性もありそうですが、テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスとなる中、一目均衡表の雲の上限を維持しつつ、昨年10月8日の高値419.7円から同11月4日の安値340.0円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8％戻し水準389.3円を上抜くことが出来るか注目されます。
JPXが集計した1月10日時点の生ゴム（RSS）市場指定倉庫在庫は2876トンで、昨年12月31日時点（2846トン）に比べて30トン増加。5旬連続で増加しております（入庫は386トン、出庫は356トン、前年同時期の在庫は5799トン）。
生ゴム（RSS）市場指定倉庫在庫
↓クリックすると拡大します↓
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。