ゴムRSS(中心限月、日足)
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ゴムRSS3(中心限月)は前営業日比2.9円安の372.1円で終了。
2月12日に360.3円まで下げる場面もみられたものの、節目の260円を維持したことから突っ込み売り警戒感が強まり、反発。上海市場の大幅高を受けて、翌13日に一転して381.5円まで急伸する場面もみられたものの、終値で380円を上回ることは出来ず。独自材料に乏しい中、今週は375円を中心としたレンジが続いております。
トランプ米政権の関税政策を巡る先行き不透明感さが強まっている上に、円高基調が強まる中、来週も上値の重い展開が続きそうです。一方で、産地タイの現物価格は底堅く推移。また、テクニカル的にはMACDが下げ止まりの動きを見せ始める中、一目均衡表の雲がサポート・ラインとして意識され始めているだけに、引き続き2月3日の高値394.9円から2月12日の安値360.3円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準377.6円を維持しつつ、61.8%戻し水準381.7円を意識した動きが続くか注目されます。
なお、JPXが集計した2月10日時点の生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫は3703トンで、1月31日時点(3318トン)に比べて385トン増加。8旬連続で増加しております(入庫は805トン、出庫は420トン、前年同時期の在庫は7509トン)。
生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫
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