ゴムRSS(中心限月、日足)
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ゴムRSS3(中心限月)は、10月28日に315.3円、30日に316.0円まで上昇するも、引き続き一目均衡表の雲がレジスタンスとして意識される中、7月25日の高値335.0円から10月6日の安値295.8円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準315.4円辺りでは戻り売り圧力が強いようで、一段高とはならず。一方で、円安基調が支えとなって下げ渋りの動きも見せており、先週の安値は310.1円に留まるなど、狭いレンジの値動きが続いております。
ゴム独自の材料に乏しい中、国内市場は一目均衡表の雲に加えて、7月25日を起点としたダウン・トレンドでもレジスタンスを受け始めているように見えます。そのため、目先は10月5日を起点としたアップ・トレンドを形成出来るかが焦点となりそうですが、このまま雲の切り下がりに沿って下値も切り下げていくようですと、305円辺りまで下げて来る可能性がありそうです。一方で、雲を上抜いて320円台を回復するようですと、200日平均線超えを試すことが想定されます。
なお、JPXが集計した10月30日時点の生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫は3755トンで、10月20日時点(3466トン)に比べて289トン増加(入庫は820トン、出庫は531トン、前年同時期の在庫は2264トン)。4旬連続で増加となっております。
生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫
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