ゴムRSS(中心限月、日足)
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先週末のゴムRSS3(中心限月)は、前営業日比6.5円高の349.5円で終了。
3月14日に急伸。349.7円まで上昇する場面も見られたものの、節目の350円を突破することが出来なかったことから、17日は反落。新規材料に乏しい中、その後は345円を挟んだ揉み合いが続いております。
3月21日に一時350.9円まで上昇するなど、再び350円超えを試す展開となっております。円高は一服し始めているものの、トランプ米政権の関税政策を巡る先行き不透明感に加えて、4月には自動車関税も導入される予定となっていることから、需要鈍化懸念は根強い様ですが、テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスとなる中、終値で350円台を回復し、2月3日の高値394.9円から3月11日の安値3257.3円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準351.9円を上抜く様だと、200日平均線超えを試すことも想定されます。
なお、JPXが集計した3月10日時点の生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫は4112トンで、2月28日時点(4024ン)に比べて88トン増加。11旬連続で増加となりました(入庫は398トン、出庫は310トン、前年同時期の在庫は8518トン)。
生ゴム(RSS)市場指定倉庫在庫
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