WTI原油
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米金融大手ゴールドマン・サックスは4月23日に、原油価格における地政学的なリスクプレミアムは1バレル当たり5~10ドルと依然として高いものの、今後数ヶ月で一段の緩和が見込まれると予測。地政学情勢による供給への影響がないという基本シナリオでは、ブレント原油価格の上限は90ドルになるとの見方を維持しております。
なお、同社は4月18日に、2024年下期のブレント原油価格見通しを従来見通しの85ドルから86ドルに引き上げております。2025年も80ドルから82ドルに上方修正。
独金融大手コメルツ銀行は4月19日に、2024年4-6月期末のブレント価格見通しを90ドルと予測。2024年後半は90-95ドルで推移するとの見方を示しております。地政学的リスクに加え、年後半に石油需要が増加する一方、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」の供給が抑制されるとの見方が理由。
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