NY原油

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米金融大手ゴールドマン・サックスは7月14日付レポートで、米国とイランの攻撃の応酬によってペルシャ湾からの原油輸出が再び混乱し、短期的には価格の上昇圧力が続く可能性があると指摘しました。また、今後の輸出量の回復見通しはなお不透明であり、「地政学的リスク」が後退しても、回復のペースは遅くなる可能性があるとしております。

ゴールドマンによると、米国とイランによる6月の覚書合意後、ペルシャ湾岸産油国の原油輸出量が2月末の戦闘開始前の水準の80%以上まで回復したものの、ホルムズ海峡で再びタンカーが襲撃されたことを受けて、この1週間で輸出量は当初の50%を下回り、日量約1100万バレルまで落ち込んだと試算しております。

ブレント原油が2026年10-12月期に80ドル、2027年に75ドルになると予測しつつも、上下両方向にブレるリスクがあるとしました。また、湾岸産油国の原油輸出の回復が停滞し続ける場合、ブレント原油は2026年10-12月期に110ドルを超える可能性があるとした一方、「地政学的リスク」が後退して生産が予想以上に早く回復すれば、年末までに60ドル台まで下落する可能性があると予測しております。

タンカーやエネルギーインフラに対するさらなる攻撃のリスクがあるため、湾岸産油国の輸出の回復は不均一になる可能性が高いとし、米国によるイランの港湾再封鎖で、イランの原油輸出量は日量150万~200万バレル減少すると見込んでおります。

 

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