米金融大手ゴールドマン・サックスは1月6日付レポートで、金価格が1オンス=3000ドルに達する時期を、従来見通しの2025年12月から2026年第2四半期に先送りしております。2025年末の金価格は2910ドルと予測。

FRBによる利下げ回数が従来予想より少なくなることで、金ETFの購入のペースが鈍化し、金価格が目標の3000ドルに達するのが遅れるとしております。中央銀行の金購入が構造的に増加していることが、金価格の主な上昇要因になるものの、FRBが追加利下げを実施しない場合、2026年5月の時点でも2910ドルまでしか上昇しないと予測しております。

なお、ゴールドマンは「投機需要の減少と中銀による購入の構造的な拡大という相反する要因が事実上、相殺し合う形になっており、金価格はここ数ヶ月、レンジ取引が続いている」としております。

 

 

 

 

 

 

 

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