CRB商品指数(月別)

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米金融大手ゴールドマン・サックスは1月23日付のレポートで、2023年はコモディティー(商品)が、世界のマクロ経済の根本的な変化と低水準の在庫に後押しされ、「優れたトータルリターン」を生み出し、他の資産を再びアウトパフォームする可能性が高いとの見解を示しました。

ゴールドマンは、「原油市場はロシアの生産減少と需要増を織り込んでいない」とした上で、「中国のリオープン(経済再開)は変革をもたらす」と言及。「原油、石油精製品、液化天然ガス(LNG)、大豆などのコモディティーは特に中国の需要の追い風を受ける」と分析しております。

また、「2022年後半は各中央銀行による積極的な利上げとドル高がコモディティーに逆風となっていたものの、ドルの持続的な変化がコモディティー価格を大幅に上昇させる材料になる」と強調。

金については、FRBが米景気減速への懸念を強める中で、利上げペースを鈍化させ、金ETF保有が安定化する可能性があるとし、脱ドル化は金にとって非常に強気な材料で、持続的な上昇の頂点に立つとの見方を示しております。

 

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